✅ 第二種電気工事士 筆記試験でつまずきやすいポイントと対策
1. 電気理論(オームの法則・電力計算)
● よくあるつまずき:
- 単位(W・V・A・Ω)の意味が混乱する
- 公式は覚えたが「代入時の単位ミス」で不正解
- 抵抗が並列・直列になったときの合成ミス
● 解説と対策:
- オームの法則:V = I × R(電圧 = 電流 × 抵抗)
- 電力公式:P = V × I
- 電流や電圧が与えられたら、すぐ代入してOK
- 「並列回路:抵抗は1/Rの逆数を合計」
- 例)2Ωと4Ωの並列 → 1/R = 1/2 + 1/4 → R = 1.33Ω
➡️ 単位が揃っているか確認しながら解くクセをつけよう!
2. 配線図・図記号の読解
● よくあるつまずき:
- スイッチの種類(片切・両切・3路)を混同する
- 点滅器、コンセント、引掛けシーリングの記号を忘れる
- 配線図で「どれがどの器具を動かしているか」理解できない
● 解説と対策:
- 片切:スイッチ1つで照明1つ
- 3路:2か所でON/OFFできる階段用
- 図記号のパターンを一覧で覚える(写真とセットがベスト)
➡️ 過去問の配線図は“回路の動き”を実際に声に出してたどると理解しやすい
3. 接地・保護装置の法令問題
● よくあるつまずき:
- 第○種接地工事がどの機器に必要か覚えられない
- 接地抵抗値の上限(Ω)を混同する
- 漏電遮断器・接地極の用途があいまい
● 解説と対策:
- 覚えておくべき接地の基準:
| 接地種別 | 用途例 | 抵抗値上限 |
|---|---|---|
| 第1種 | 高圧変圧器など | 10Ω以下 |
| 第2種 | 単相200V機器 | 100Ω以下 |
| 第3種 | 低圧機器(100V) | 500Ω以下 |
| 特別第3種 | 水回りの金属製設備など | 100Ω以下 |
➡️ 表でまとめて暗記。語呂合わせでもOK!(例:イチニサン・特別な100Ω)
4. 配線設計・負荷容量・ブレーカー選定
● よくあるつまずき:
- 電線の太さ(mm²)と電流容量(A)の対応を覚えていない
- 同時使用率、使用時間係数などの意味を取り違える
- 分岐回路ごとの「過電流遮断器の容量」が選べない
● 解説と対策:
- 代表的な電線サイズと電流の目安:
| 電線サイズ | 許容電流の目安 |
|---|---|
| 1.6mm² | 約18A |
| 2.0mm² | 約23A |
| 2.6mm² | 約30A |
➡️ “使う電線”に合わせて“使える電流”が決まる → 回路設計の基本!
5. 計算問題の苦手意識(特に直流・交流の違い)
● よくあるつまずき:
- 直流(DC)と交流(AC)で公式の使い分けができない
- 皮相電力(VA)と有効電力(W)と無効電力(Var)の違いがあいまい
- 力率の意味がよく分からない
● 解説と対策:
- 有効電力(W)= V × I × 力率
- 皮相電力(VA)= V × I(交流の“見かけの力”)
- 力率が低いとムダが多い→電気代が増えるイメージ
➡️ “力率=働き者の割合”というイメージで覚えると◎
✅ 最後に:合格への勉強法アドバイス
- 「過去問の繰り返し」でOK(8割は出題パターンの繰り返し)
- 間違えた問題を「なぜそうなるか」説明できるようにする
- イメージしにくいところはYouTubeなどで実物映像を確認
- 図記号・接地種別・法令の数値系は早めに暗記しておく